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カテゴリ: おうちDIYリノベ!

古民家リノベーションその30!キッチン編。
さくらの天板のキッチンをオイルを塗布して仕上げマス。

そもそも、なぜ木のワークトップにしたのかといえば、
1.自分で加工ができるから。
2.ロマンがあるから(笑)。

1について、ステンレスとかはDIYで加工&設置は厳しいですし、
2について、多少メンテが面倒でも優しい手触りのキッチンが欲しい!

この熱い情熱で奥様を説得したわけです(^^♪。

ワークトップを守るために何を塗るかなのですが、
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まず上の「OSMO フロアクリアー(艶消し)」を2度塗りして、
仕上げで「AURO ハードワックスNo.171」を塗ってみます。

何も塗らないとすぐ傷んでしまうので何か塗らないといけません。
オイルではなくウレタン系の塗料を塗れば無敵なのですが、
見た目がテカテカするし一番大切な手触りの良さが失われます。
ここは一長一短、痛しかゆしなので悩むところです。
うちはロマン重視なのでオイルfinishしマス(笑)。
別にこれを塗らなければいけないっていうのはないですが、
色々調べてみて今回はこの組み合わせでいってみます。
最初のオスモ フロアクリアですが、
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こんなカンジの乳白色な液体。
耐久性を要するフローリング用なら天板にもイケルよね、という発想。
塗布する前は肌色なさくらの木なのですが、
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塗ると濃い茶色に。乾くと、
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さらっとしている。艶消しなのでテカテカもなし。この後もう一回塗りました。
実際このままでも大丈夫でしょうが、
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とどめにアウロのハードワックス171を塗ります。
キッチンなど水回りの撥水性を強化してくれる天然成分100%ワックス。
缶を開けると表面が固まっていて、ペロッと一皮むいた。
蜜蝋ワックスのような塗り心地で塗った直後はベタッとしてますが、
数日置くとパキッとなって、これは保護してくれそうな雰囲気☆。

で、塗布から2か月・現在の様子がこちら。
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優しくて、いい色味。
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水がこぼれても撥水してくれます。
ただずっと濡れっぱなしにしているとシミになってしまうので、
調理&片づけが終わったらサッと水気を取ってあげれば大丈夫。
あと注意点といえば熱い鍋などを直接置かないようにするくらい。

オイル切れたかな?と思ったら時々ワックスを塗ってあげながら、
より深い味わいなキッチンに育てていきたいと思いマス♪

というわけでさくら天板のキッチン編、オイルfinish編でした☆

古民家リノベーションその29。
今回は改装小屋のカワイイ玄関床にDIYでテラコッタタイルを貼ってみます。
貼る場所はこちら。
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施工面積、1㎡強。モルタルで下地まで施工してあります。
ここに、
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300mm角・厚み7mmのタイルを貼っていきますが、
貼るのはテラコッタ「風」の磁器タイルでござんす。滑りにくいタイプ。
セール品でお値段1枚186円!
本当は素焼きのテラコッタが風合いがあって良いのですけど、
メンテナンス性やコストを考えてのchoice。

貼る場所に合わせてディスクグラインダーでカットして、
エポキシ系のタイル接着剤を簡易クシ目コテで塗りつけて貼ります。

最初にタイルを施工場所に合わせてグラインダーでカットしておいて、
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こんなカンジで床に接着剤をクシ目で塗り広げる。
タイルをポンッと置いたら、
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ゴムハンマーでこつこつ叩いてむにゅっと密着させる。
あとはこれを繰り返し、
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接着終了。このまま接着剤が固まるまで放置。
所々白い接着剤が付着してますが、
新品のタイルは画一できれいすぎるのであえて少し汚しときます。

次の日、タイル目地をうめます。
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キッチンにスライスレンガを貼ったときに使った目地セメントの残り。
ゴムベラで混ぜ混ぜして、
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隙間につめていきます。
ゴムベラですくって、フツーの左官コテで押し込んでいくカンジ。
詰め終わったら、
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はみ出した目地材を濡れスポンジと雑巾でほどほどに掃除。
で、養生を取ったら完成♪
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きれいすぎないので、良。
図らずも適度に汚れてイイカンジになるのが素人施工の良いトコロ(笑)。
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味があるでしょ♪(ただの言い訳~)。
立ち上がりの壁部分、殺風景なんで何か塗ろうと思いマス。

お店でコンクリート打ちっぱなしの床がかっこよかったりしますが、
おうちはほっこりスポットなので暖かい色味の床が良いですね☆

というわけで、
DIYでテラコッタ風磁器タイルを玄関床に貼ってみよう!の巻でした。

古民家リノベーションその28。
キッチンの壁にスライスレンガを貼ってブルックリン風にしてみよう、の巻。

まず施工場所はコチラ。
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キッチンカウンターの壁、ワークトップの目の前で高さ150mmの立ち上がり部分。
普通キッチンパネルを貼るわけなのですがココにレンガを貼ることで、
飛び散った油汚れなどを吸収してノーメンテナンスな壁が実現するらしいのです♪

目指すはヴィンテージでかっこいいブルックリン風なレンガの壁!
何がイイってラフな素人施工でもなんとなくサマになるところ(笑)。

最近は自分でレンガを貼る人たちがいて資材もネットで買うことができますが、
たいていDIYで張るというとセメント製品のレンガ風ブリックタイルになります。
軽量でノコギリでカットできて両面テープで張れちゃう手軽さでサイコーですが、
それじゃフツーで面白くないのでチョット頑張ってみることに(笑)。

シブイアンティークなレンガを買って貼るとかっこよくできるのですが、
何せお金がかかって仕方ないので、
HCで売ってるフツーのレンガを自力でスライスします。
気合と根性の作戦(^^)。
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ディスクグラインダーにダイヤモンドホイール装着。
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レンガの両面から切り込みを入れる。すさまじい粉塵で周囲がRed World。
厚みは10mmくらいですかねー。
ちなみにカバーを外しての作業は非常に危険なので、
皆様にはマッタクお勧めできません(>_<)!
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タガネとかでコツっとやると、
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パキッと割れる。凸凹はグラインダーで削り取る。
角も落としてアンティーク風を目指し、
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完成品はこちら。元は新品のレンガとは思えないクオリティー(笑)。
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25枚くらい生産。レンガ6個から切り出したんで材料費540円。

綺麗に洗ってから、壁に貼り付けます。

本来は石膏ボードの壁にラス網っていう鉄の網を貼りつけて、
そこにモルタルを塗って下地を作って張り付けるんですが、
たった2段しか貼らないし、まぁいっか♪ってことで、
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フレックスマルチっていうタイル貼り用のボンドを使用。monotaroで購入。
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漆喰より若干もっさりしたカンジ。
レンガの裏にべったり塗って、
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ギュッと押さえつける。目地を均等にするため下に棒を入れとります。
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全部張りました。レンガに白いのついてますが、なんか雰囲気良いので、可。
半日放置すればOKらしいです。

最後に目地をモルタルで埋めます。
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NS目地セメント、お色は濃灰色。
こんなにたくさんいらないけど、これしか売ってなかった(^^ゞ。
練ってからケーキのクリーム絞りにいれて絞りだす作戦。
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まぁこんなもんかなーと少しだけ練ったのですが、
結論から言うとこのバケツ1杯で足りてしまいました~

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クリーム絞りにいれてにゅっと入れていきマス。
あとは手が汚れちゃって写真とれなかったので、
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一気に目地入れ終了の図。
にゅっと入れた後、指で押し込んだり目地コテで抑えたりしてみた。
この後塗れスポンジ等ではみ出したのを綺麗にするのですが、
今回は目指せブルックリンなのであえてこのまま。

乾いて固まると養生外しにくいので、頃合いを見て養生を撤去。

で、完成。
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なかなかシブくて良。
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テキトー施工なので白いのもついてるし目地の入れ具合もバラバラだけど、
これくらいのラフさがかっこよくて好きだなーと思う今日この頃(^^)。

当然プロの方が施工するとビシッと仕上がりますが、
逆にラフにやってほしいとお願いされると困ると本職の人が言ってましたー。

長期戦なキッチンづくりでしたが、
あとは水道屋さんに配管してもらって扉を取り付けたらついに完成!
もう少しでこのキッチンに立ってお料理できそうですなぁ♪

以上、壁に自力でレンガをスライスして貼ってみたよっのお話しでした。

古民家リノベその27。
ガチャ柱を使って玄関にオープンな収納棚を作ってみよう!の巻。
まず、設置場所はこちら。
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うちの狭小玄関を入って右側の壁面。高さ1800・幅850。
大工さんに下地として12mmのコンパネを張ってもらってマス。
このまま棚の設置作業に入っても良いのですが背面が寂しいので、
オシャレな板壁を目指して12mmの杉板を塗装して張り付けてみます。
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みなさまご存じ、シルバーグレイ風の防腐塗料。もったいないので使う(笑)。
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ザザッと塗って、乾燥。
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フィニッシュネイルでパンパンはっつける。
で、ガチャ柱の取り付けデス。
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「ロイヤル・棚柱ASF-1」、艶消しブラック塗装の長さが1820mmを2本。
と、それに取り付ける木棚用ブラケット・長さ200mmを9set。
棚柱も棚受けも長短さまざまなサイズが売っておりますー。
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棚柱を壁にビス止めし、棚受けをガチャッとハメて棚板を乗せる流れ。
なのでガチャ柱っていうわけです。
ちなみに柱が1本1000円くらい、棚受けは左右で700円とお安い。

取り付け位置が1800mmしかないんで、
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切断砥石でカット。
で、ガチャ柱設置。
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2本が平行、かつ垂直になるように注意。まぁ、ほどほどテキトーに(^^)。
あと、とにかく下地が重要でして下地が合板とか木材なら良いですが、
石膏ボード下地だとネジが効かないのでボードアンカー等が必要です。

ちなみにネジは付属しないので、
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艶消し黒で塗っときます。
仮に棚板を設置してみました。
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よさそう♪
下地の木材厚さが24mmもあるんで、かなりガッチリ効いているカンジ。

続いて棚板の準備をします。
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格子のテレビラックを作った残りの板と、
その辺にずーっと転がっていた松?の板をアクセントで1枚使用。
グラインダーでガンガン削ってペーパーで角を丸めまくり、
仕上げの塗装はいつものワトコっす。

棚柱に棚受けをガチャッと付けて、板を乗っけて下からビス止めして、完成♪
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棚柱がスリムでシャープなのがcool。
上のほうの靴は取りにくいので、踏み台を準備済み。
アクセントで付けた古材の松の棚板ですが、
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こんなカンジで飾り棚みたいな使い方を想定。

夕暮れ時、外からの風景。
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ぬくもり感、ありますなぁ。
ちなみに上の3段は圧迫感を少なくするために奥行小さくしとります。

というわけでガチャ柱を使っての玄関収納編、これにて終了。
早くキッチンの仕上げをしなければ・・・
果たして年内に作業終了するのだろうかー(笑)



古民家リノベその26。
DIYで巨大キングサイズのすのこベッドを作るよ、の巻。

当初、床に布団敷いて寝ようかなと思っていたのですが、
奥さまはベッドで寝てきた人なので却下(笑)。
僕はどうにもダブルサイズで2人で寝るのが窮屈で熟睡できないので、
シングルの布団を2つ敷いて寝ることが可能な、
巨大なキングサイズのすのこベッドを製作することに決定♪

材料は改装で出た柱の端材と、
HCで買ってきたSPF2x4、そしてヒノキの荒材。

サイズは縦横が1900の正方形、高さは400の設定。

まずベッドの土台となる部分の加工。
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105角の集成材の柱をカット。
スライドノコでは太すぎて切れないのでテーブルソーで2回に分けて。
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柱の上の部分、縦に十字に切り込みを入れて、
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続いて横にしてカット。
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仕上げは手ノコで切断して、土台の加工終了♪

あとは基本、組み立てるだけ(笑)。
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脚の裏に、ダイソーの100角すべるシール貼っときます。just size!

脚を並べて、
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切り取ったところに45x105のヒノキを乗っけてねじどめ。
続いて、
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こちらサイドもねじ止め。
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枠、完成。ネジでとめただけですが、材がごついので頑丈。

お次はすのこ板を乗せる下地を設置しマス。
取り付けにはこちらを使用。
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2x4材用のシンプソン金具「ダブルシェアハンガー」。
DIY大国アメリカでは超メジャーな金物で様々な種類があり、
ネジで金具をバシバシ止めて簡単に工作できちゃいます。
今回はこれで簡単にくっつけてしまいますー、ちなみに1つ85円。
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取り付け位置に線ひいて、ネジどめ。
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片側5こずつ付けた。っと、ここでチョット小休止。
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座って上下に動いてみても、なーんともない。
100人乗っても・・・って、そりゃ無理っすね(笑)。

金具に2x4材乗っけて、
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斜めにねじ込む。1個85円とは思えない、しっかりした接合感。
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土台完成。ネジ工作は勝負が早いー。
仕上げにすのこを貼ります。
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ひのきのラス板を自動カンナでサイズを揃え、
サンダーかけて角は面とってネジの下穴あけてます。全部で20枚。
右の切り欠きしてある板は、
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四隅の部分にきれいに納めるためのもの。
下穴あけてあるんで、
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等間隔になるように19mmの端材をかましながら、バシバシとめる。

で、ついに完成!
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ヘッドボードもフットボードもない、サイコーにシンプルな形。
ヒノキのいい香りがして、すがすがしいっすねー。

下のスペースが開いてるので、可動式の収納を製作する予定☆

ひとまず、ベッド編これにて終了ー。
お次はキッチン等の水回りの仕上げをやっていきます♪

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