『nicoworks』(にこわーくす)は福山市でCafe・雑貨・尾道・北欧が好きなインテリアコーディネーターがナチュラルでシンプルな家具&小物をハンドメイドしている木工房です*

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カテゴリ: DIYで作ってみよう♪

古民家リノベーションその28。
キッチンの壁にスライスレンガを貼ってブルックリン風にしてみよう、の巻。

まず施工場所はコチラ。
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キッチンカウンターの壁、ワークトップの目の前で高さ150mmの立ち上がり部分。
普通キッチンパネルを貼るわけなのですがココにレンガを貼ることで、
飛び散った油汚れなどを吸収してノーメンテナンスな壁が実現するらしいのです♪

目指すはヴィンテージでかっこいいブルックリン風なレンガの壁!
何がイイってラフな素人施工でもなんとなくサマになるところ(笑)。

最近は自分でレンガを貼る人たちがいて資材もネットで買うことができますが、
たいていDIYで張るというとセメント製品のレンガ風ブリックタイルになります。
軽量でノコギリでカットできて両面テープで張れちゃう手軽さでサイコーですが、
それじゃフツーで面白くないのでチョット頑張ってみることに(笑)。

シブイアンティークなレンガを買って貼るとかっこよくできるのですが、
何せお金がかかって仕方ないので、
HCで売ってるフツーのレンガを自力でスライスします。
気合と根性の作戦(^^)。
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ディスクグラインダーにダイヤモンドホイール装着。
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レンガの両面から切り込みを入れる。すさまじい粉塵で周囲がRed World。
厚みは10mmくらいですかねー。
ちなみにカバーを外しての作業は非常に危険なので、
皆様にはマッタクお勧めできません(>_<)!
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タガネとかでコツっとやると、
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パキッと割れる。凸凹はグラインダーで削り取る。
角も落としてアンティーク風を目指し、
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完成品はこちら。元は新品のレンガとは思えないクオリティー(笑)。
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25枚くらい生産。レンガ6個から切り出したんで材料費540円。

綺麗に洗ってから、壁に貼り付けます。

本来は石膏ボードの壁にラス網っていう鉄の網を貼りつけて、
そこにモルタルを塗って下地を作って張り付けるんですが、
たった2段しか貼らないし、まぁいっか♪ってことで、
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フレックスマルチっていうタイル貼り用のボンドを使用。monotaroで購入。
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漆喰より若干もっさりしたカンジ。
レンガの裏にべったり塗って、
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ギュッと押さえつける。目地を均等にするため下に棒を入れとります。
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全部張りました。レンガに白いのついてますが、なんか雰囲気良いので、可。
半日放置すればOKらしいです。

最後に目地をモルタルで埋めます。
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NS目地セメント、お色は濃灰色。
こんなにたくさんいらないけど、これしか売ってなかった(^^ゞ。
練ってからケーキのクリーム絞りにいれて絞りだす作戦。
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まぁこんなもんかなーと少しだけ練ったのですが、
結論から言うとこのバケツ1杯で足りてしまいました~

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クリーム絞りにいれてにゅっと入れていきマス。
あとは手が汚れちゃって写真とれなかったので、
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一気に目地入れ終了の図。
にゅっと入れた後、指で押し込んだり目地コテで抑えたりしてみた。
この後塗れスポンジ等ではみ出したのを綺麗にするのですが、
今回は目指せブルックリンなのであえてこのまま。

乾いて固まると養生外しにくいので、頃合いを見て養生を撤去。

で、完成。
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なかなかシブくて良。
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テキトー施工なので白いのもついてるし目地の入れ具合もバラバラだけど、
これくらいのラフさがかっこよくて好きだなーと思う今日この頃(^^)。

当然プロの方が施工するとビシッと仕上がりますが、
逆にラフにやってほしいとお願いされると困ると本職の人が言ってましたー。

長期戦なキッチンづくりでしたが、
あとは水道屋さんに配管してもらって扉を取り付けたらついに完成!
もう少しでこのキッチンに立ってお料理できそうですなぁ♪

以上、壁に自力でレンガをスライスして貼ってみたよっのお話しでした。

古民家リノベその27。
ガチャ柱を使って玄関にオープンな収納棚を作ってみよう!の巻。
まず、設置場所はこちら。
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うちの狭小玄関を入って右側の壁面。高さ1800・幅850。
大工さんに下地として12mmのコンパネを張ってもらってマス。
このまま棚の設置作業に入っても良いのですが背面が寂しいので、
オシャレな板壁を目指して12mmの杉板を塗装して張り付けてみます。
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みなさまご存じ、シルバーグレイ風の防腐塗料。もったいないので使う(笑)。
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ザザッと塗って、乾燥。
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フィニッシュネイルでパンパンはっつける。
で、ガチャ柱の取り付けデス。
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「ロイヤル・棚柱ASF-1」、艶消しブラック塗装の長さが1820mmを2本。
と、それに取り付ける木棚用ブラケット・長さ200mmを9set。
棚柱も棚受けも長短さまざまなサイズが売っておりますー。
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棚柱を壁にビス止めし、棚受けをガチャッとハメて棚板を乗せる流れ。
なのでガチャ柱っていうわけです。
ちなみに柱が1本1000円くらい、棚受けは左右で700円とお安い。

取り付け位置が1800mmしかないんで、
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切断砥石でカット。
で、ガチャ柱設置。
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2本が平行、かつ垂直になるように注意。まぁ、ほどほどテキトーに(^^)。
あと、とにかく下地が重要でして下地が合板とか木材なら良いですが、
石膏ボード下地だとネジが効かないのでボードアンカー等が必要です。

ちなみにネジは付属しないので、
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艶消し黒で塗っときます。
仮に棚板を設置してみました。
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よさそう♪
下地の木材厚さが24mmもあるんで、かなりガッチリ効いているカンジ。

続いて棚板の準備をします。
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格子のテレビラックを作った残りの板と、
その辺にずーっと転がっていた松?の板をアクセントで1枚使用。
グラインダーでガンガン削ってペーパーで角を丸めまくり、
仕上げの塗装はいつものワトコっす。

棚柱に棚受けをガチャッと付けて、板を乗っけて下からビス止めして、完成♪
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棚柱がスリムでシャープなのがcool。
上のほうの靴は取りにくいので、踏み台を準備済み。
アクセントで付けた古材の松の棚板ですが、
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こんなカンジで飾り棚みたいな使い方を想定。

夕暮れ時、外からの風景。
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ぬくもり感、ありますなぁ。
ちなみに上の3段は圧迫感を少なくするために奥行小さくしとります。

というわけでガチャ柱を使っての玄関収納編、これにて終了。
早くキッチンの仕上げをしなければ・・・
果たして年内に作業終了するのだろうかー(笑)



DIYで室内に子供っちが遊べる登り棒をつくってみる!の巻。

うちには4歳の甥っ子姪っ子がおりますが、最近保育園で登り棒にはまっているそうで(笑)、来てくれたときに遊べるように室内に登り棒を設置してみます。

ポイントはある程度の強度を確保しつつ、取り外し可能にすること。

で、世の中には便利なアイテムがあるのでこれを使いマス。
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LABRICO、2x4アジャスター。
ホームセンターなどで1000円前後で売ってます。



いくつか色がありますが、買ったのはブロンズ。
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こんな2つのパーツから構成されており、
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HCで売ってる2x4(ツーバイフォー)材にカポッとはまるようになっている。
今回は杉の2x4材で長さが2500くらいのを買ってきて、
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サンダーでツルッツルにしてやりました(^^♪。
ちなみに材の長さは説明書どおり、設置場所の高さマイナス95mmでカットしてあります。
今回はH2300だったので2205ですね。
ホントは丸いほうがいいけれど、今回はこれでご勘弁を~。

後は、現地に運んではめるだけ。So easy。
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母屋のリビングに設置。
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バネがついてるほうを上にして、つまみを回して固定するカンジ。
ボルト1本とバネで締めてるだけなんですが、結構効いてる。
設置する下地がゴツイ梁とフローリングだからでしょうね。

さっそく、姪っ子さん登ってみた。
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余裕のピース(笑)。
霧吹きで少し湿らせてあげると登りやすいようデシタ。

で、ご紹介しておいてあれなんですが、本来の使用目的とは異なるのでやらないほうが賢明デス(笑)。

ネジや釘を打ち付けることができない賃貸住宅で、これを使うことで壁や棚を作るのが本来の用途なわけですが、簡単に安く設置が可能なのでオススメ☆
切断する道具がなくても木材はHCでカットしてもらえばいいですし。

注意点は、設置する場所の天井の強度ですかね。
あんまり突っ張りすぎるとフツーの天井だと壊れます(^^ゞ。
あとは垂直に立てることでしょうか。水平器あると便利だけど、まぁ目視でも。
それとこれ重要ですが、材を小口からにらんで可能な限り真っすぐな材を選んください。
信じられないくらい曲がってるのを平然と売ってて結構笑えますヨ(笑)。

ちなみに同じような商品でディアウォールってのもあります。
個人的には2x4アジャスターのほうが使いやすいかなと。
ディアウォールは設置するときに天井のクロスを痛めるかもしれないです。
値段は2x4アジャスターよりちょっと安いです。




以上、登り棒というか登り板設置のお話しデシタ♪

広島市西区商工センターに登場した、
大人が1日楽しめるオサレで巨大な商業施設。
「LECT」。
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レクトさん、です。2017.4.28 open!
建物が大きすぎてすべて納まりませんが、右側にイズミがある。

場所は広島の西区商工センターで、
その昔「海と島の博覧会」をやった跡地になりますね。
広島南道路を降りたところにあるので車で行きやすい。
福山からだと広島高速使って1.5hrくらいでしょうか。

themeは「毎日、行きたくなる。わざわざ行きたくなる」、だそうな。

イズミとツタヤ、そしてカインズがコラボした複合商業施設で、
向かって左からカインズ、T-SITE(蔦屋書店)、youme(IZUMI)。
広島初出店66、中国地方初出店52。
テナントは1&2階、B1・1・3・4・屋上が駐車場で、なんと3200台!

なんといっても我々DIYerのお目当ては広島初出店のカインズ♪
お昼に到着したので探索する前に腹ごしらえをします。
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「CAFE BRICCO」。
入口のグリーン売り場のすぐ横にある、カインズ併設のcafe。
おかず&おやつのマフィンを多数販売。
で、入口外に、
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「SMOKE by cafebricco」。こちらはスモークな食材のサンドを販売。
両方のお店で買って、店内の飲食スペースで頂きました。
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燻製スぺシャルサンドのセット。サラダとドリンクを選べて680円
ベーコンだけじゃなくて卵の燻製も入っていてウマし。珈琲もうまし。
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ベーコンとアスパラ&リンゴカスタードのマフィン。
両方140円。オシャレでおいしいのに良心的な価格。
頂いていると、どこからか丸ノコで木を切断する音がする・・・気になる(笑)。

とりあえず、外の資材売り場から見ることに。
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材の説明書きがある上に、手袋まで!親切だなぁ。
福山では考えられない(笑)。
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「kumimoku」のコーナー。金具で組むだけで小屋ができるキットですな。

店内に戻って、briccoの横。
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「trouverie」。トゥルーベリーはカインズのPB雑貨。
これが価格がお手頃でとてもカワイイ。
こんなオシャレなのをHCで売るのかいってカンジ。

1Fはフツーに生活雑貨を売っているスペースなのでスルー。
2Fに移動するとすごい場所が目に入る。
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CAINZ工房。なんと素敵なスペースでショウ。
県東部には工作室があるHCがほとんどないし、あっても薄暗い奥の方(^^ゞ
オシャレで開放的で、完全に突き抜けてますね、魅力。
下で聞こえた丸ノコの音はここからで、
切断中の兄さんがギャラリーに羨望のまなざしで見られていた(笑)
作業ごとにブースがわけてありましたね。

売り場のほうを見に行くと、その品数の多さにビックリ。
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すぐ棚やテーブルが作れちゃうパーツとか、
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アイアンの小物パーツもイッパイ。
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ワトコやブライワックス、リボスまであるし、
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ターナーのミルクペイントも豊富。
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カインズオリジナルの電動工具。性能はわかりませんが、お安い。
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ハヤリのペール缶をリメイクしたイスがあったり、
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なんとDIY用に木製パレットまで!見事に流行を押さえた商品展開ダ。
ここまでDIY人を応援する品揃えが豊富なHCはないですね。
売り場を歩いているといろんな人達がDIYやモノづくりの話をしていて、
作るのが好きな人間としては嬉しい限りでした。

せっかく来たので全体を徘徊。
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蔦屋書店。スタバ併設ですね。
席数は西日本最大の200。お一人様用の席も多いような。
目当ての本を探すのが難しそうな陳列なのですが、
逆に新しい本とのワクワクな出会いがあるよー、みたいな戦略?。
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TVで見た壁面イッパイの本棚、実物の威圧感は格別。
2Fのフロアから本棚を覗いてみましたが、
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洋書の中に、英字のワンピースとアラレちゃんがあった。
雑貨店も多くあり、
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「unico loom」。
雑貨の配置など参考になる。おしゃれだー。

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こちらキッズスペース。周囲は子供用品売り場になっている。
若い子供連れのお客さんが利用しやすい環境づくりっすね。

フードコートのテナントも多種多様で、座席数なんと1000!
歩けばcafeに当たるっていうくらいオシャレなcafeがたくさんあり、
狙い通り何度も行きたくなるお店作りになっているなという印象。
また来たいなーって思わせるいう仕掛けが随所に。
全体を統括してプロデュースしている三浦総支配人の能力ってスゴイ。

DIYerとしては初カインズが満喫できて満足な一日デシタ(^^♪

「LECT(レクト)」
広島県広島市西区扇2丁目1−45

本年も年末餅つき大会の時期がやってまいりました!
今年も元気に餅つきができることに感謝デス☆
親戚集まって餅をつきながらお酒を飲む陽気なイベントなのですが、
今年はちょっと新しいことに挑戦しました。

それは・・・「燻製」。
スモークサーモンとかベーコンとかダイスキなワタクシですが、
巷では自分で燻製器を作って楽しんでいる人がいるらしく、
それはとっても面白そうだと思ったわけですねー。
ネットで検索し、構想1週間・製作1日で完成!
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燻製くん1号。飾りっ気一切なし(笑)。
木は全部廃材活用、100均で丁番など少し購入。
構成は角材で枠を作り、板をネジでバシバシとめただけ。
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100均の焼き網にあわせて製作。3段がまえ。
扉と本体は杉の羽目板を使用しており、スキマがない(ハズ)。
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料理用200度まで測れる100円温度計を差し込んでます。
温燻(60~80度で行う燻製)するので、一応つけました。

その燻製の素がこちら。
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スモークウッド。これに着火し、Boxの中にいれていぶすわけです。
いろんな樹種が売っていて、今回はりんごとクルミを買ってみた。
1本で4時間いけるらしく、今回は2時間でいいのでカッターで半分個に。
簡単にぱきっと折れる。

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着火してーの。
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入れーの。
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後はひたすら待つ。
施工不良?により扉から煙が出てきたのでクランプで締めちゃう。
メニューは定番のチーズ、ちくわ、ウインナー、そしてチキン。
チキンはオレガノ・オールスパイス・バジル・ブラックペッパー等で下味をつけたあと、
ジップロックにいれて茹でてあります。

温度計をチェックしてみると、25度くらいまでしか上がりません。。。
おそらく体積が大きすぎるのとウッドが1個だけなのが原因だろうか?
というわけで、途中から中に仕切りの板を入れて容積を減らし、
ウッド2個にしてやってみたところ、50度くらいまでは上がりました。

待ち時間の光景。
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竹の日本酒、ピザ、カキ。
あと、カニもありましたが、このときすでになかった(笑)。

BOXから煙が出なくなり、取り出します。
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あー、イイ色だ♪これが自宅でできるとは。。。
ちょっと外気に当てて冷ましてから食べてみましたが、
チーズは売ってるのよりも格段にうまい気がした。
ただ、チキンは下味をつけてすぐに茹でたので味が薄かった。
次は一晩以上は寝かせてからいぶすことにしよう。

あと、ウッドはけちらずダブルでやるべし☆
まぁ最初なのでこんなものでしょうか。
扉からの煙漏れも隙間テープかなんかでふさいでみようかしらー。

ほろ酔い気分で近所の平家谷やぎ園に散歩しにいった。
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ちょうど夕方の餌やりの時間で、やぎたちが群がっていた。
みかんがスキらしく、ミカン争奪戦が勃発しておりました~。

というわけで今回は燻製器を木で作ってみましたが、
もっとお気軽に段ボールで作れるものも市販されているようで、
おうちでも本格的な燻製を食べることができます。
かなり奥深い世界で、はまると楽しいかもしれませんよ(^^♪

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