『nicoworks』(にこわーくす)は福山市でCafe・雑貨・尾道・北欧が好きなインテリアコーディネーターがナチュラルでシンプルな家具&小物をハンドメイドしている木工房です*

隠れ家的コビトなおうちで、ほっこり&すっきり暮らし*Cafeを巡り、家具をつくり、古民家をDIYで改装中。つくる楽しさをお伝えします*

*にこわーくすのYouTube、やってマス♪古民家をDIYした隠れ家的コビトなおうちでノマドな田舎暮らし・楽しいDIYの模様などほっこりお伝え中デス!*

カテゴリ: つくる話

先日ムスメが誕生し、テンヤワンヤでおむつ交換やら沐浴やらやっている日々なのですが、子供を授かったらDIYerとしてはmustで作りたいアイテムがあったわけです。
「ベビーベッド」ですね~♪
スバラシイ既製品が山ほど売ってますが、やはりムスメっちのために作ってあげたい。
自分で作れば安上がりですしね(笑)
作ったことないのでとりあえずネットで検索し、奥さんに色々ヒアリングして、仕様を決定。
サイズは、購入していたマットレスが1200x800なのでそれが入る大きさ。
柵は、片方だけ下にスライドしてopenするスタイルで。
あとはシンプル北欧風でヨロシクね☆
ということで制作スタート!
いつも通りcadで作画。
スクリーンショット (2)_R
完成サイズはW1276xD756xH1250、うちの狭い寝室には確実に大きすぎだわ。。。南無。
材料はHCの格安2x4・1x4材と、ネットで叩き売りされているのを発見した直径15mmの丸棒を多数、マットレスを乗っける杉の合板、あとは柵をロックする金物。
全部で7000円くらいっす。

色々忙しく娘ちゃん産まれてから取り掛かったんで、怒涛の勢い、無我夢中で加工(笑)。
で、土日の2日間すべてを費やして完成♪
下の工房でパーツ9個に分けて製作し、2Fへ持って上がってから合体。
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ベビーベッドだけど、大きすぎて可愛くない存在感が圧倒的。
柵ですが、
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このオートラッチっていう金物でロックされてまして、
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解除ボタンをカチャッとやるとロックが外れ、柵の側面に刺さっている丸棒が、枠に彫ってある溝をスライドして上下するわけです。
突貫工事で作ったんで色々荒いですが、ご勘弁クダサイ(^^ゞ。
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柵を一番下まで下げると、こんな模様。
下のスペースも色々収納できます。
ちなみにキャスターは付けてないですが、100均の家具が滑るシールを下に貼ってるので結構軽快に動かすことがデキマス。
触っても痛くないように、角という角をすべて丸めてます。
マットレスを敷いている板も可動するので、娘ちゃんが成長したら1段下げてやれば結構長く使えるかな~
使用後の解体&再利用を考えて、ボンドは使用していません。

僕らが寝ているのは自作のヒノキベッドでこれもいい匂いしますが、作ったbabyベッドも木の香りがして、娘ちゃんからも赤ちゃんのいい匂いがするし、なんとも癒されますなぁ。
夜に泣かれて寝れないのはキビシイですが(^^ゞ
自分も親をやってみると、自分の両親に対する感謝がハンパないっすね。
良く育ててくれたものです。
みなさん、ほんとに親孝行しましょう(^^♪

というわけで、DIYerの新人パパがbabybedを作ってみた!のお話しデシタ☆

うちに転がってる端材で、木製のゆるーい雛飾りをつくってみよう!の巻。

今年も桃の節句が近づいてきまして、玄関ニッチの飾り棚にちっちゃいおひな様を飾ってみようかな~なんて思ったのですが、検索してみるとこれがなかなかのお値段!
とても精巧に作り込まれた工芸品のかわいいおひな様は商品クオリティもさることながらお値段の方も軽く数万円を超えてきます・・・・
うちはそこまで求めていませんし、やはり今回も自分好みのちょうどいいのを作ってみることにします♪
テーマは、「とにかく、ゆるーく♪」。
細かい芸当はニガテなので、とにかくシンプルに、ほっこりゆるびなを目指すゾ☆
というわけで、サイズや形を図で検討します。
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こんなカンジ?
完成品は幅10センチの、高さ8センチくらいになる予定。
パーツを準備しマス。
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細かいパーツを作るのはニガテ(笑)。
ちなみにお内裏様はウォルナット、おひな様はチェリー、お顔はお二人ともメープル、烏帽子はお二人ともウォルナット。
これらをボンドで接着し、
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テープでぐるぐる巻いて固定。
接着を待ちながら、ゆるビナの命、ゆる~いお顔を半田ゴテで焼き入れる。
あとはテープをはがして蜜蝋ワックスを塗布すれば完成♪
早速、玄関ニッチに飾ってみました。
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めちゃゆるー。
うちにはこのゆるさがちょうどいいっす(笑)。
奥様は喜んでくれました(^^♪

最近は住宅事情もあってコンパクトなひな飾りが多くなり、収納場所がないということでそもそも雛飾りをしないおうちも多いと聞きます。
無病息災を願いおはらいをするという意味で平安時代から続いてきた風習なので、これからもそれぞれの家庭で時代に合わせながら続いていったらいいなーと思いますね☆

以上、超ゆるーい木製の雛飾りをつくってみよー!の巻でした。

フックが5つ付いた、壁に設置するタイプの飾り棚を作ってみよう♪の巻。

うちの古屋の狭ーい洗面所、とにかく狭いので収納が足りません(笑)。
そこで、壁面に飾り棚を兼ねたフック付きの収納を作ってみることにします。
設置場所はコチラ。
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洗濯機の横の壁。
黄色のテープは下地位置のマーキング。
壁を見るたびに、我ながらよく家中の漆喰塗ったモノだと感慨深さがジワリときて、夏の暑い日にクラクラしながら何か月もコテを握り続けた日々を思い出します(笑)。
で、棚の材を準備。
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軽量に作りたいので、材は杉。
1800x150x厚さ15mmの板1枚からパーツを切りだす。
飾り棚の長さは1200くらい。
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側面に来る小さなパーツを加工。
切り込みに細いパーツがハマり、上に天板が乗っかる格好。
で、
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ボンドとネジであっさり合体完了。
打ち付ける下地がある位置に、ビスの下穴を開けてあります。
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こちら側面。
で、
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シャビーを目指すので、シルバーグレーの水性ステインで塗装。
外でほったらかした板のような雰囲気にしてくれます。
ま、一番の理由は・・・余ってたから(笑)。
乾いたら、
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塗ったときは青っぽいですが、乾くと名前の通りにシルバーグレーになる。
完成したので取り付けます。
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水準器で水平を見ながら。
フックは、セリアのL字のやつデス。
早速、色々置いてみました。
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棚の奥行は10センチなんで、結構色々置ける。
下地の木材へ打ち付けているので、ガッチリついてます。

壁に何か取り付けるときの注意点ですが、木の板が下地の壁ならどこにでも自由にネジが打てるのですが、通常の場合は下地の角材の上に石膏ボードが貼ってあってそのうえに壁紙が貼られている場合がほとんどです。
石膏ボードは石膏を固めてあるだけの板なのでとてもモロく、ごくごく軽いものならネジで止まらなくはないですが、重量があるものを打ち付けると壁が重さに耐えられずボロッとなってしまう。。。
というわけで、
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下地の角材位置がわからない場合は、こういったプラグを石膏ボードに下穴を開けて打ち込んだうえでビス止めすると、かなりしっかりと設置できます。
電動ドライバーがないとキビシイので、安くていいので充電式のが1個あると便利と思います。

というわけで、壁掛け式のフック付き飾り棚をつくってみよう♪の巻デシタ☆

家庭用100V溶接機を使って、スーパーロングなアイアンバーをつくってみよう♪の巻。

冬になって気温が低くなり、お天気が悪いとなかなか洗濯物が乾いてくれません・・・
エアコンで暖房してるので室内干しすればよく乾くのですが、そもそも洗濯物をかけるところがない(^^ゞ
ということは・・・作るしかないですね(笑)

作りたいのは、たくさんハンガーが掛けられる長~いバーですが、木の丸棒で作ると強度を出すために直径を太くする必要があり、見た目がごつくなりすぎてNo coolなので、細くても強度がある鉄でスタイリッシュに作ってみたい。
そのために必要な、あの道具をついに買ってしまいました♪
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家庭用小型交流アーク溶接機・アークファンIS-H40BF。
中古&溶接棒付きがヤフオクで5000円でした。
自動遮光のお面はamazonで2500円くらい。
この溶接機は100Vの家庭用でパワーがないので3mmくらいの薄板しか溶接できないけど、素人でも見栄えを気にしなければ十分使える、はず(笑)
溶接のお面といえば手に持つタイプを想像しますが、あれってアークしてないときに覗くとなーんにも見えないくらい真っ暗で素人には難しいので、アークが始まったら勝手に遮光してくれるこのお面も買ってみました。
両手があくので便利でもあります。

まず、パーツの準備。
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長さ1820mm、径10mmの丸棒が430円。
910x25x厚さ3mmのフラットバーが200円。
安っ!
この丸棒を、
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コンクリートブロックにU字ボルトをセメントで固定しLアングルをボルトに通した道具にセットし、
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Lアングルを持ち上げると、てこの原理でぐにゃッと曲がる。
両端を曲げると、
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バーの方は準備OK。直角はテキトーです(笑)
次に、フランジ(台座?)を準備。
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フラットバーを50mmに切ったモノの真ん中に径10mmの穴をあけ、ビス止めの穴を開けて座ぐりしたものを2つ。
これとバーを溶接で引っ付けます。
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溶接の風景。
お面をかぶって、作業台でアースを取り、溶接棒をワークに近づけるとショートしてアークが飛んで超高温となり溶接部が溶解して一体化するわけです。
見事にキタナイ溶接部ですが(笑)、ゆっくり溶接棒を動かしてやることで鉄がしっかりと溶け込んで、それなりの強度はありそう。
いかんせん家庭用なんでアークが飛びにくい上に、溶接棒とワークの距離感がかなり微妙でムズカシくて仕方ないですが、あらかじめバーナーで溶接部を予熱しておくと、素人でもアークを飛ばすことが可能っす。
上と下、両面から溶接したあとハンマーでぶっ叩いてみたけど、びくともしなかった。
溶接部がボコボコしてるので、
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グラインダーで平らに削っときます。
最後に表面仕上げ。
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油焼き、のようなことをします(笑)。
油を塗りながらなんどもバーナーであぶって塗膜を形成する手法で、本来何度も塗ったりあぶったりするものですが、室内で錆びることもないだろうし、1回油塗ってあぶっただけのナンチャッテ油焼き(^^ゞ
で、完成♪
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超ロングアイアンバー、油焼き仕上げ。
ハンガー掛ける部分の長さ、1650mm。
早速取り付けてみました。
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梁にネジ止め。
どれだけ掛けても大丈夫そうで、径10mmの丸棒で十分でしたね。
溶接部も両面から溶接したことで十分な強度が出ているようです。

アイアンバー、買うと長さが短いものでも結構しますが、材料そのものは安価なので自分でバチバチできれば超安価で製作することがデキマス。
初溶接で上手にできないけど結構楽しくて、色々作って上達していきたいですね♪

というわけでDIY溶接でスーパーロングなアイアンバーをつくってみよう!の巻デシタ。

うちの改装古屋は狭小なので、当然キッチンも狭いデス(^^ゞ。
ワークトップも小さいし収納も少ないので、スペース確保するのに移動式のキッチンワゴンがあれば何かと便利。キッチンだけじゃなくてサニタリーとかリビングとかにあっても便利なお品。
IKEA製4999円の鉄製ワゴンが安いしかっこよいですが、広島は配送料が高いし、神戸まで行ってもいいけど多大なる時間とコストが発生するので、やはり自力で製作することにします。
海外ではkitchen cartっていうみたいすね。
そういえば広島駅北口に出店するIKEA広島店、2020年までにできるって話しですがいつになるんですかねー。

でkitchenwagonの概要ですが木製で移動可、デザインは華奢でレトロでシンプル、低コスト、タオルや布巾を掛けるバーを付けて、少し鉄も使ってインダストリアルなテイストも取り入れつつ・・・ごちゃごちゃ(笑)、まぁやってみます。
サイズはW600・D235・H750に決定して、いざ製作Start!

材ですが、
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1x10材を1枚ユーホーで買ってきて、あとは作業台を解体した残材の1x4。以上!
まず、棚板のほうから準備。
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600幅で3枚切断して、
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端っこ4カ所切り欠き。棚板終了。
で、脚の加工。
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1x4材を縦半分に挽き割って700でカットし、
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4本並べて切り欠き。
この切り欠いたところに、棚板をはめるカンジですね。
仮に組んでみる。
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グー。ということで、組み立てます。
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ボンドを塗ってはめ込んだ後、裏からネジ止め。
組み終わったら、
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ワトコで塗装。
お次に取り付けるタオルバーを準備しますが、
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セリアのキッチンペーパーホルダーがジャストサイズなので、扉に引っ掛けるところを切断しネジ穴を開けて使用。
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キャスターも艶消し黒で塗装して、取り付けて祝完成。

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super simple(^^)。
飾り気は一切ありませんが、すっきりスリムに作りたかったので、良。
華奢だけど切り欠いて噛み合わせているので僕が乗っても大丈夫な強度はあります。
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タオルバーにぶら下がるマイケル(笑)。
鉄のパーツも自分で溶接して作りたいなー。100vの家庭用溶接機買おうかしら。

というわけでDIYでkitchenwagon製作の巻、デシタ♪

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