本日2019/7/21、第二種電気工事士試験の技能試験があり広島工業大学専門学校で受験してきました。
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試験会場は人でごった返していて、軽く500人以上いるカンジですねぇ。

練習はしていたので制限時間内で早めに作業終了し、何回も見直ししまくったので恐らく合格したでしょう♪
実はある野望?があって二種電気工事士の免状があれば何かと便利なのでchallengeしたわけですが、インテリアコーディネーター試験以来久々の資格受験で色々面白く、もしかしてこれからtryしようと思っている人がここを見てるかもしれないので、その参考までに試験の内容と最安&最ラクな対策をご紹介してみようという次第っす。
結論から言うと、独学でも4か月くらい対策すれば十分でした。

第二種電気工事士の資格があると、低圧の受電施設、つまり一般家庭などの電気工事をすることができます。
なので、これがないと配線とかできませんし、罰則もあります(モグリの電気工事士さんもいるようですが・・・)。
試験は上期・下期と年二回あり、まず筆記試験があって、その合格者が技能試験を受験できます。
まずは筆記試験で、今年は6/2に開催でした。
4月初旬までに受験料9300円を払って申し込みます。
制限時間2時間、全50題のマークシートで30問正解すれば合格っす。
試験対策をググって調べて、1冊だけ参考書を購入しました。
オーム社の「ラクして受かる!第二種電気工事士・筆記試験」っていうやつですが、これを2か月間、暇な時間にひたすら何度も読みました。
筆記試験は過去問から同じようなのがイッパイ出るんで、その過去問を研究して重要事項だけに絞ってまとめてあるんで非常にわかりやすかった。
なので過去問集も買いませんデシタ。
筆記試験の結果ですが、勘が当たって正答したのもあるけど45問正答して合格したので他をやる必要はたぶんないですし、試験時間2時間ですが1時間くらいで終わってしまいました。
理系じゃない僕には計算問題が難所だったですが、インターネットのサイトで計算問題を研究してるサイトがあってそちらを参考にして10題中7問正答できたりして、それも大きかったですねー。
ま、計算問題捨てても他の問題をキッチリやれば十分30問は解けますね。

ちなみに筆記の合格率は60%。

そして技能試験っす。
筆記試験が終わってから課題の練習を始めるのですが、それまでに「道具」と「練習用の器材」と「参考書」を準備しておきます。
試験内容ですが、事前に候補問題13題が発表されており、その中から1つ出題されるわけです。
なので一通りすべて練習しておく必要があります。
「指定工具」という持って行かないといけない7つ道具があって、それと付け加えて持ってると非常に作業がはかどる道具がセットになったホーザン社の「DK-28」を1万円くらいで購入。
練習用の器材ですが、ケーブルやコンセントなどがセットになったモノがあり、2回通りくらいは練習したほうがいいかなと思い2回分のセットを2万円くらいで購入。
参考書は筆記と同じくオーム社の「技能試験・公表問題の合格解答」を購入。

準備が整ったら早速練習します。
問題は単線図で書かれていて複線図に書き換える必要があるので、参考書を見ながら複線図を書いてみます。
が、実際のところYouTubeで複線図を書くところから作品を完成させるまでのすべての作業を撮影してくれてるホーザンさんとかの動画があるので、それを見ながら一つずつの作業を練習していけば徐々に作業スピードが早くなって、制限時間40分内に完成させることができるようになります。
複線図を5分以内に書いて、30分で完成させて、5分で確認、といったカンジですが、とにかく僕みたいな素人には動画で勉強できるのが大きくてYouTube様様でござんす。
2回分練習できるだけ器材を買ったけど、結局時間が無くて1回通りしかできませんでした。
難関はNO.7、作業量が多くて未完成になりそうだったので、これだけ3回くらい練習して30分くらいでできるところまで成長。
ポイントは、ホーザンの工具セットに入ってる「VVFストリッパー・P-958」を極限まで使い倒すこと。
P958はケーブル切ったり芯線被覆やシースを剥いたり「のの字曲げ」したり、まぁほとんどこれ一つでなんでもできちゃうので、これの熟練度を上げるのが大事っすね。
VVFストリッパ―という名称ですが、実はVVRのシースもちょっとしたコツはありますが剥けます。

本番ですが、広島県の会場はNO.13・自動点滅器の問題でした。
何気に緊張して若干手が武者震い?したりしましたが、フツーに30分くらいで全部終わって、しっかり見直しして試験終了。
周りを見渡すと、目の前にいた工業高校生は授業で練習しまくってるのかスゲー早く終わっていたり、横にいたお兄さんは結局完成できなくて茫然自失になっていたりと様々でしたが、きちんと時間を取って対策すれば取得の難易度は高くないと感じました。

技能試験の合格率は70%ほど。

試験合格にかかった費用は、交通費も合わせて5万円くらいっすね。
さらに合格通知が届いた後、広島県から「第二種電気工事士免状」を発行してもらうのに5300円必要っす。
本業と関係ないのに5.5万円かけて資格取ろうって人もなかなかいないでしょうが、興味がある方はchallengeしてみたら面白いかもしれないですよ☆

というわけで第二種電気工事士・取得の巻、でした(^^♪