平成30年西日本7月豪雨によって甚大な被害が発生してしまいました。
本当に心からお見舞い申し上げます。
連日の報道で被災地や家族を亡くされた方の映像を見るたびに心が痛み、僕らも親戚の安否を確認したり、何か協力できないかと思い募金をしてみたり、支援物資を準備したり。
少しずつ復旧しつつありますが酷暑の中の困難な作業、まだまだ先の見通しが立たないきびしい状況。

うちの家も山の斜面に立地しておりまして。
7/7、降り続く雨に眠ることができず、福山地区の雨雲レーダーと累積雨量をPCでニラメッコしながら過ごしていたのですが、朝6時ごろドサーっというすごい音・・・見に行くと、
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土砂で家が・・・!累積400mmに迫る雨に、山が耐えられなかった。
かろうじてサッシは避けたけど、エアコンの室外機は完全埋没。
二日後、市の人と建設業者の人が来てくれましたが、ここは狭すぎて機械が入らないので人力での作業になり、その土砂の量が概算で2トンダンプ10杯以上。。。
一体撤去にどれくらい時間とお金がかかるのだろう?
さらに崩れた場所が私有地の畑だから補助金が出せないとか。。。

でも、家がつぶれなくてよかった!ご先祖様と大工さんに感謝。
おかげさまで命はあります。命があれば、儲けモンです。
自費でもなんでも土砂を撤去してもらい、次の豪雨に備えて準備をする。

自然災害は理不尽で無慈悲な出来事です。
家や家族を失われた皆さんのお気持ち、ご苦労は計り知れません。
だけど森羅万象から勉強させてもらうほかないです。
前よりも改善して改良してよりよく幸せに生きることが、失ったものに対する最良の報い。
先人たちはそうやって今まで営々と命のバトンをつないできたのだから。

と、僕は思って生きている人間です(^^)。
あと、うちのジィさまがいつも、

「人生なにくそ。知恵と工夫で乗り越えるんじゃ」

と言ってます。負けたらダメなんです。
うちの土砂崩れもまったく復旧の予定がたちませんが、笑顔で工夫して乗り越えます。
『一笑百福』、です。

各地で復旧に力を尽くされている皆様。
とにかく長丁場、くれぐれもお体に留意してください。何よりもご自身の健康が第一です!
僕らも家と大切なものを守るために顔晴って戦います。