古民家リノベその22。
ゴツイ杉板で格子型のシンプルなテレビラックを作ってみる、の巻。
まず設置場所はコチラ。

キッチンカウンターと壁の間。幅は1640mm。
まん中のクネッと曲がった柱がcoolでしょ♪
今の職人さんもすごいけど、昔の職人サンはホントにスゴイっす。

うちの小屋は狭いので、収納も兼ねた格子状のTVラックにします。
いつものとおり図を描いて検討。

幅1627奥行300高さ1370。納まり幅の限界に挑戦した寸法。
入らなかったら悲惨ですがー（笑）。

材は、2000ｘ300ｘ30の厚くて幅広の杉板。

1枚1800円。ＨＣには売ってないので材木屋さんで購入。
1年前に買ったまんまほったらかしでしたが、ついに出番。

とりあえず自動カンナで表裏を一皮むく。

7枚を表裏1mm削ると、この削りカス。畑の肥やしに。

スライドノコで寸法通り切断し、墨付け。
まず棚板をはめる溝を掘ります。

カッターでワンカットして、

直線治具を使ってトリマーで掘る。深さ10mm。
向こうまで溝が突き抜けてないのがミソ。

掘り終わったら噛み合わせる部分の仕事。

これまたカッターで墨付けした後、まずスライドノコで切り込みを入れる。

際まで切れないので最後は手ノコ&手のみ。

で、もう一工程。

棚板の端っこを少しだけトップベアリングパターンビットで削る。
なんでこんなことするのかというと、

側板（縦の板）に棚板をはめた時に、

正面からはまってる所が見えなくてオシャレ♪
と、個人的に思うからでアリマス（笑）

この後、触れる可能性があるところはすべてサンディングして、合体作業。

まず切り込みの部分を噛み合わせて、

お次は底板を下穴あけてビス止めして、
ひっくり返して天板止めたら合体完了。

シンプル。板がゴツイのですごい安定感&重量感。

今回も仕上げはワトコで塗装して、設置。

テレビが小さいのは置いといて（笑）、
キッチンカウンターの壁ともマッチしているんじゃないでしょか♪
それにしても設計通りなんですがサイズがギリギリ。

左の壁とは13mm。スイッチが干渉したのでいったん外した。

右のカウンターとは0mm。いやぁデンジャラス（笑）。

ＴＶ台製作はこれにて終了。
今回は新しい杉の板から製作しましたが、
woodproさんにはold asibaを使ったＤＩＹで作るＴＶ台のキットがあり、
比較的簡単にカッコいいのが作れるのでオススメです。

次回は寝室のクローゼット&ベッドを作っていきますー♪