古民家リノベその18。
DIYでシンプルな木製の玄関網戸を作ってみよう、枠組み編。

まずこちら、うちの玄関。
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このアンティークな玄関ドアの内側に取り付ける、
引き戸の木製網戸を製作します。
ちなみに渾身の想いで作った玄関ニッチですが、
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漆喰を塗ったらとてもカワイイ感じに仕上がって満足(笑)。

で、普通網戸といえばアルミの軽くて薄いのを想像しますよね。
当初、うちもアルミの網戸を付けてもらおうと思っていたわけですが、
工務店の設計士さんが一言。
「網戸もご自分で作ってみたらいかがですか?(^^)」
それじゃあイッチョやってみるか!となったわけです。

工事が終わって引き渡しは昨年の5月くらいだったのですが、
それ以降はただひたすらに漆喰を塗り続けていました。
なので、1年が経過してやっと網戸に着手っす☆

底のレールは建具屋さんが設置済みなので、それに合わせて製作。
完成寸法は幅790奥行30高さ1830。
スクリーンショット (2)_R_R
cadで詳細を検討。
資材館に適当な材を物色しに行くと、
ヒノキの間柱で105x30x2000ってのを発見。
可能な限り節が少なくて真っすぐなのを選別、@580円で2本、買いました。
帰って早速、製材開始。
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丸ノコに定規を付けて縦に切断。ヒノキのいい香りがします。
自動カンナで厚みや幅を整えて、必要寸法にスライドノコでカット。
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仮に並べて完成イメージ。
で、どうやって接合するか?です。
キッチンとかはダボで接合したわけですが、
頻繁に開閉する引き戸なので強度が必要であり、ダボでは心もとない。
というわけでホゾを作って組むことにします。
ホゾと言っても無数に種類が存在しますが、
一番スタンダードな「四方胴付きのホゾ」でいきまーす。

基本はほぞ穴掘った後に差し込むホゾを作るんですが、
今回はまず最初に差し込むホゾ作り。
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テーブルソーで寝かせて4面切り込んで、
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今度は立てて4面切り込むと、
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このようになりマス。あとは手ノミで微調整。

できたホゾを縦枠に合わせてホゾのサイズを写し取る。
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鉛筆だと墨線が太すぎるのでケビキとdesignカッターで。

続いてほぞ穴を掘っていくわけですが、
初登場のスゴイ方をご紹介。
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四角い穴を掘るためだけのマシーン、日立の角ノミ君。
用途は限られるのに可愛くないお値段がする彼ですが、
お値段以上のすごい仕事をいたします。
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四角い箱ノミの中にドリルが組み込まれていて、
ドリルで穴を掘りながら箱ノミを食い込ませてホゾ穴をあけるわけです。
なんというか、パワープレイな機械(笑)。
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がしかし、圧倒的なスピードと結構な精度で四角い穴が完成。
微調整もしやすくて、使いやすい。
これを考えた人はほんとエライ。

仮組してみました。
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とっ散らかっていて大変に恐縮ですが(^^ゞ、精度はOK。

次回、底に戸車を付けたり、網を貼ったりしてみますー。