古民家リノベその7。
すきま風を発泡ウレタンスプレーで防ぐゾ、の巻。

6月に新婚旅行から帰ってきてずーっと壁を塗り続けていますが、
やっとこさ2階が終わりそうなとこまで来ました(^^ゞ。
基本ひとりで週末だけ作業なので、なかなかですねー。
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2F、残すはLDK東側の土壁だけになりました。
最近の作業BGMは、king of pop・Michael Jackson♪
時々フォーっって叫びつつノリノリで塗っていると、
あっという間に10時間くらい経ちマス(笑)。
最近は涼しくなったので鼻歌交じりで作業できますが、
夏場の塗り作業は本当にキツクて、かなり体に堪えました。
DIYで塗り壁をされる皆様、なんとしてでも夏場は回避してください。

で、土壁の一番下と床の取り合いは、
「ぞうきんずり」(巾木より薄くて幅が広い部材)で見切ってありますが、
なにせ直角・水平がカオスな築120年納屋でございまして。
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大工さんが頑張って合わせてくれましたが、
当たり前のように10~15mm隙間が空いてます。
昔々の建物なんで気密性なんてあるわけないですが、
スキマが大きすぎると風とか虫が入り込んできて、よろしくない。

隙間が小さければ漆喰を流し込んで塞げますがこれだけ広いとNG。
なので、これです。
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ロックタイト・発泡ウレタングリーンフォームmini。
amazonで1000円くらいで売ってマス。
缶の中の液状ウレタンが、ノズル先から発泡して出てくるというお品。
発泡ウレタンの吹き付け充填は断熱方法としても効果が高いです。
話違いますけど、高性能断熱といえば最近はセルロースファイバー。
新聞紙をリサイクルしたエコな素材で、断熱・吸音・調湿性が優れているそうな。
うちはコストの関係でちょっと厚めのロックウールを屋根下に貼ってますが、
資金に余裕があればセルロースファイバー充填がよかったなぁ。
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まずはしっかり養生。
霧吹きで吹き付けるところを湿らせる。
20回くらい上下に振ってノズル装着で準備完了。
手につくと取れないので手袋、マスク・ゴーグルまですれば完璧。
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缶を逆さまにしてトリガーを引くと出てきます。
緑のモノが吹き出して、もこもこと膨れる。
商品によっては白い泡がでるモノもあります。
説明書きに「2~3倍に膨れるから少な目に吹き出しなさい」
と書いてあったけど、具合がわからず無駄にいっぱい出してしまった(笑)
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もこもこ終了。
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触ってみたくなりますが、触ったら泡が崩れてしまいアウト。
説明書きには何分待ちなさいと書いてないですが、
20~30分くらいまって恐る恐る触ってみると結構固まったカンジ。
60分待てば十分でしょうか。
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はみ出したやつをカッターで切除。サクッと切れます。
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ビヨーン。発砲後の物体は結構、密度が高い。
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ちょっとキタナイですが、余分を取り除いた模様。
下から来ていた風を感じなくなりました。いい仕事しますなぁ!

後日、漆喰を塗って仕上げました。
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ま、許容範囲ということで。

これで2Fの居室の壁塗りは終了で、お次は階段ホール、そして1F。
壁塗り、2016年内に終わるのだろうか。。。
お義父さんにすべてを年度内にと言ってしまったのでガンバリマス(^^♪

ちなみにスプレーは使いきりなので、残しても次回使えません。
全て出し切って廃棄シマショウ。