大正時代に建築された医院をリノベしたレトロで粋なお店。
『まるみデパート』さんデス。
立派な石の門がお出迎え。
味わい深い大正ロマンな建物は、昔は「村井医院」だったそうな。
場所はR486沿いの道の駅・クロスロード御調から東に300mくらいですかね。
こんな看板があります。
ここから徒歩100mくらい、少し路地の中に入るとお店がゴザイマス。
まるみ「デパート」といっても、場所から考えても巨大な集合店舗ではなくて、
お部屋ごとにカフェや雑貨、化粧品、書籍などを分けて販売されてる様式ですね。
エントランス。「村井」の文字が見える。
この長い時間経過や歴史を感じる木の風合いってスバらしい。
新建材を使ったおうちでは絶対にありえない光景。
やはりおうちは可能な限り無垢の材を使ったほうがいいですなぁ。
入って左手に廊下が続いている。
販売のスペースや客席、厨房などが左右のお部屋にあります。
写真は厨房の横にある「こどもカフェ」のコーナー。
かわいいおやつを売っています。
ここのオーナー奥様がカフェの運営や化粧品などの販売をされてます。
オーガニックの化粧品とか尾道や御調にちなんだかわいい雑貨がたくさん!
医院にもともとあった医療棚とか手洗いなどを上手に陳列用に使われてるのですが、
そのセンスというか細やかさがとてもステキで勉強になります。
古いモノを上手に再生するのって結構ムズカシイくて、ボロッちくなりがち。
仕事柄?どうしても細かいトコロに目が行って「アラ」が気になってしまうのですが、
こちらは本当に細部への丁寧な気配りが感じられ感動&尊敬。
なんでもオーナー旦那様はdesignや映像アートディレクターをされているとか。
うん、納得。
お昼時に行ったのでcafe FLORAさんでランチ★
入口入ってすぐ右手の扉の中の一室がカフェスペースになっております。
うっとりな光景。
木製のおっきな上げ下げ窓、あれは憧れですねー。作ったらいくらするんだろうか・・・
アラジンのストーブを点けてくれていたので、暖かかったデスー。
さらに寒くなると薪ストーブが登場なのでしょうね。
扉にメニューの黒板。
サンドとカレーだったので、カレーを。
待ち時間は雑貨を見学できます。
牛筋と青パパイヤのカレー、パパイヤピクルス&ドリンク付き。880円。
ライスのお山にチョンと乗ってるパセリがかわいい(笑)
パパイヤというとトロピカルなフルーツのイメージですが、
お野菜として調理して食べるパパイヤを御調で作っているのです。
以前道の駅で一つ買って帰って調理していただいたのですが、
大根でもなく冬瓜でもなく、まろやかな食感でいいカンジ。
というわけでよく煮込まれた牛筋と相まって絶品なお味でした♪
100円プラスしていただいた穀物珈琲も、独特な苦みでおいしかったー。
ライムギ・大麦・麦芽・チコリ・イチヂク、だったかな・・・(^^ゞ
レトロ&ノスタルジック、昔にタイムスリップしたカンジで和みます。
空間づくりをされたオーナーさんたちのセンスは当然すごいですが、
やはり本物の材料で作られた建築っていいなぁと思いますなぁ。
うちも頑張ろー(^^♪
金土日だけ営業ですが、金曜はネコノテパン工場の移動販売があります!
ネコの人が持ってきてくれるそうです。すぐ売り切れるらしいですが。。。
ぬくもりもありつつ、洗練された素敵なお店です。
「まるみデパート・cafe flora」